崖っぷちにガンまで来た

甲状腺ガンになった日々の生活の記録

手術前に(続)


手術前になると

麻酔の先生とか、執刀医とかが挨拶に来ては機嫌良く去っていく。

私の身体を使ったお祭りみたいな感じてある。

 

地方の、貧乏な親父が入る病院だからそんなものは無いのかと思っていたらしっかりと有るのだなぁ。

私の担当医である部長先生が私が切るから安心ですと、高笑いをして去って行ったが、何となく、部長の後ろで暗い顔をしていた医者に成り立てといった感じの若い人が切るような感じがしてならない。

 

奥さんに話すと、当たり前じゃない。あんたみたいなコネ無し、金無しの年寄りが若い人の実験台にならなくてどーすんのよ。

と何故か鼻息が荒い。

 

手術が失敗したりしたら、奥さんもお金とか困るとおもうのだが。

まあ、そうかもなぁ。

 

手術の時間が遅れていて

待てど暮らせど呼びに来ない。

 

気を静める為にマインドフルネスの真似っこであぐらをかいて深呼吸などしていたが

手術の時はお腹を締め付け無いのご良いと言われてユルユルのトランクスを履いていたため。大事な所が丸見えで看護婦さんが笑ってたわよと、後で言われて恥ずかしかった。

 

手術だからと言って特別の下着を着けるのは止めた方がよいかも。

 

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