障害者福祉施設の感染について思う。
千葉県の障害者福祉施設でコロナウイルスの感染が出たらしい。
気の毒にと、心の底から思う。
コロナに襲われ、利用者を守るべき職員も半分罹患して、看護士も一人しかいないらしい。
職員も利用者の家族も
辛いだろうなぁと思う。
ぶんちょも以前、障害者の施設に勤めていた。
職員は絶えず不足しており、仕事はいっぱいいっぱいの状態が常だった。
看護士はいくら募集をかけても全く応募が無く。歳を召した看護士が毎日
私もう駄目かもと言いながらも働いていた。
障害者の中には衛生概念が無い人もおり、手を洗わせるだけで物凄い苦労が待っていた。
行方不明など日常茶飯事で
施設やの中でじっとしている事が出来ない人も沢山いた。
それでも、障害者の施設の仕事は楽しかった。
苦労の中に歓びがあり
何より障害をもつ人達がいきる姿がいとおしかった。
でも、
あまりにも安い給料
あまりにも大変な仕事
ぶんちょは耐えられず、老人介護の世界に行った。
大学で福祉を勉強して希望に燃え
入社しても耐えられず一年間二年で辞めてしまう
そんな世界。
そんな世界でコロナに負けず必死に働いている職員達を誰か助けてやって欲しいと思う。
千葉県は医師と看護士の派遣を決めたらしく
少し安心している。
気にかけているだけで
ほんとに何も出来ないのだけれども。